仏検が終わった後も今まで通っていたところでフランス語習ってます。
体験レッスンのとき、事務のスタッフの方に教科書は自分がやりたいものを選んで構わないといわれました。一方、先生は教科書は内容が古いし退屈だとおっしゃり、毎回インターネットの記事など面白そうなものをプリントアウトして使いたかったようなのですが、今までの経験上そのような授業はどうしてもその場限りのいきあたりばったりになりがちなので、教科書を使うことにしました。
欧明社に行って、あまたある教材から「TAXI 3」を選んで買いました。
この本は日仏学院でも使っていて、コンパクトで内容もよさそうだし、お店の人も薦めてくれました。
で、最近取り組んでいるのが名詞化。仏検でお馴染みのヤツです。
練習問題で文の書き換えをやっています。形容詞や動詞を名詞にするだけではなく、文章全体を書き換えるのです。
これが出来ない。毎回先生の失笑をかっています。
フランス語に限らずドイツ語やイタリア語でも、この名詞にはこの動詞という組み合わせがあるのですが、辞書にもあまり載っていないので調べようがなく、日本語訳から類推して動詞をもってくるので、ネイティブからみると変てこな文になっているらしいのです。
仏検の準1級はただ単語を名詞に書き換えるだけで済みましたが、1級は文章全体を書き換えるので、この名詞と動詞の組み合わせがとても重要になります。
ちなみにドイツ語の上級試験ZOPでも名詞化の問題がでてきます。
ドイツ語はフランス語以上に名詞・動詞のしばりがきついので、名詞を覚えるときにはかならず動詞もセットで覚えたほうがいいようです。
あと、いつも直されるのが名詞化したときにつける冠詞。
正直全然わかりません。
しばしば先生に「ダレガ?」と日本語でいわれてしまうことがあり、(こっちがバカげた間違いをすると何故か先生は日本語で反応します。ほかに「ナニコレ」など。フランス語で話している時はとても丁寧な言葉遣いなので、ぞんざいな日本語を使われると相当あせります。)どうやら動詞を名詞化したときには主語を所有形容詞に変えなくちゃいけないようです。
Il lit(彼は読む)
↓
sa lecture(彼が読むこと)
つい定冠詞にしちゃうんですけど。
ところで授業は1回80分で、教科書はレッスンの後半に使っています。前半はガイド試験対策をやっています。
いまやっているのはハロー通訳アカデミーで出している「日本的事象英文説明300選」の仏訳。
ガイド試験の直前に自分で書いたテキストを添削してもらったのですが、今年は日仏学院の和文仏訳講座をとらず、その代わりに翻訳の勉強もかねて300選の日本語文を仏訳することにしました。
始めは面倒くさいので英文を仏訳していたのですが、和文仏訳より手早く仕上がるものの、ただ単語をフランス語に入れ替えるだけで何の勉強にもならないことに気づき、以後英文は一切見ずに日本語文を訳しています。
先生は英文を見ながら私の書いた仏文を添削なさいます。
その場で解説してもらいながら直されるとよく理解できるし、記憶にもしっかり残ります。わからないことも徹底して質問できるし。
それにしても、語彙の選択のなんと不適切なことよ。
日本語だとどれも同じ意味なんだけどね。
意味的には正しいけどこの言葉はこの文脈では使わないとか、名詞化問題の時と同様にこの名詞にこの動詞は変だとか、この形容詞はこの名詞には使わないとか・・・
更に難しい高級な言い回しとくだけた話し言葉が混在しているらしいです。この種のテキストでこんな幼稚な表現はおかしいとしばしば指摘されてしまいます。
こちらとしてはスペルや文法上の間違いがなければ立派なもんだと思っちゃうのですが、統一感のある自然な文章を書くのは至難の業です。
作家の中には長じてから習得した外国語で素晴らしい作品を書く人が結構いますが、本当に敬服してしまいます。
それにしても、かなり気をつけて書いているのに真っ赤に直されちゃうということは、喋るともっとめちゃくちゃになっているんだろうなあ。
何か恥ずかしくなってきました。

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